「METEOという髪質改善を見かけたけれど、普通のトリートメントと何が違うの?」
「カラーと一緒にできるの?」
「くせ毛も伸びる?」
大阪・茨木市で大人の髪質改善や縮毛矯正を担当していると、このようなご相談をいただきます。
METEO(メテオ)は、ひとつのトリートメント商品だけを指す言葉ではありません。
カラーと組み合わせるもの、髪の内側や表面を補うもの、縮毛矯正の施術設計に使うものなどがあり、髪の状態と目的に合わせて選ぶ髪質改善のプロダクトです。
そのため、「METEOを使えば、どんな髪も同じ仕上がりになる」というものではありません。
大切なのは商品名よりも、今の髪に必要な施術を見極め、適した使い方をすることです。
記事内のMETEO商品画像は、METEO公式ホームページの製品情報から引用しています。クロノクロックの商品画像は、安達直人が撮影したものです。
METEOで目指すのは、艶と手触りだけではありません
年齢を重ねた髪は、以前と同じカラーやトリートメントをしていても、乾燥、うねり、引っかかり、艶の出にくさを感じやすくなります。
さらに、白髪染めや縮毛矯正を繰り返している場合は、根元、中間、毛先で髪の体力が違います。
METEOには、酸と熱を利用して髪を扱いやすく整えるものや、ケラチンなどの毛髪補修成分を補うもの、髪の表面を保護するものがあります。
安達直人がMETEOを使う目的は、強い薬剤で見た目だけを整えることではありません。
今後もカラーや縮毛矯正を続けられるように、現在の髪へ必要なケアを施術の中へ組み込み、艶、柔らかさ、まとまりのバランスを整えることです。
METEOは、目的によって使い方が変わります
お客様に分かりやすく整理すると、主な考え方は次の3つです。
| 施術の考え方 | 主な目的 | 向いていることが多い方 |
|---|---|---|
| METEOをカラーと組み合わせる | 色を整えながら、艶や手触りも考える | 白髪染めやカラーを続けながら、乾燥やごわつきも気になる方 |
| METEOをトリートメントとして使う | 髪の内側と表面を補い、まとまりを整える | カラーをしない時も、パサつきや引っかかりをケアしたい方 |
| NEO METEOを縮毛矯正の設計に使う | くせやうねりへ対応しながら、髪の状態に合わせて薬剤を調整する | エイジングによるうねり、広がり、強いくせが気になる方 |
実際には、過去のカラーや縮毛矯正の履歴、髪の太さ、くせの強さ、毛先の状態を確認して組み合わせます。
同じ「広がる」というお悩みでも、原因が乾燥ならトリートメントが中心になり、髪の形そのものに強いうねりがあるなら縮毛矯正が必要になることがあります。
METEOカラーは、カラーと髪質改善を同時に考える方法
METEOカラーでは、カラー剤に髪質改善のためのトリートメントを組み合わせます。
白髪染めやカラーをやめるのではなく、色を整える施術の中で、艶、柔らかさ、手触りも一緒に考えられることが特徴です。
特に、カラー後の毛先が硬く感じる方、艶が出にくくなった方、以前より乾燥しやすくなった方に検討することがあります。
ただし、METEOカラーは縮毛矯正ではありません。
乾燥やダメージによる軽い広がりが落ち着くことはありますが、強いくせや大きなうねりをまっすぐに変える施術ではありません。
カラーと同時に何を優先するかは、髪の状態を見て判断します。
METEOトリートメントは、くせを伸ばす施術ではありません
METEOをトリートメントとして使う場合は、髪の内部と表面を補い、艶やまとまり、指通りを整えることが目的です。

「雨の日に表面がふわふわする」「毛先が引っかかる」「髪が硬く見える」といったお悩みでは、状態に合えば扱いやすさにつながります。
一方で、生まれつきの強いくせや、髪の形が変わって出ているエイジングのうねりは、トリートメントだけでまっすぐにはなりません。
トリートメントを重ねても朝のアイロンが手放せない場合は、ケア不足ではなく、施術の選び方が合っていない可能性があります。
その場合は、縮毛矯正が必要な場所と、トリートメントで整える場所を分けて考えます。
NEO METEOストレートは、髪の状態に合わせた縮毛矯正
強いうねりや広がりを変える必要がある場合は、縮毛矯正の施術として考えます。
NEO METEOには、髪の状態に合わせて使い分ける複数の薬剤や補助剤があります。



大人の髪は、健康な根元と、カラーや過去の縮毛矯正が重なった毛先を同じ薬剤で扱うと、負担が偏ることがあります。
そこで安達直人は、くせの強さだけでなく、髪の体力と施術履歴を見ながら、塗り分けや薬剤の強さを調整します。
目指すのは、ただ強く伸ばすことではありません。
自然な丸み、柔らかさ、今後のカラーとの両立まで考え、必要な場所へ必要な施術を行うことです。
METEOでも、できないことがあります
METEOは髪を扱いやすくするための選択肢ですが、次のようなことを約束するものではありません。
- 傷んだ髪を、施術前の健康な髪へ完全に戻す
- トリートメントだけで、強いくせを永久に伸ばす
- 一度の施術で、その後のお手入れが不要になる
- どのような髪にも、同じ薬剤と同じ方法で対応する
髪は一度大きく傷むと、元と同じ状態に戻すことはできません。
だからこそ、今ある髪を必要以上に傷ませず、次の施術まで扱いやすい状態を保つことが重要です。
すでに毛先へ強いダメージがある場合は、METEOを使うことより、施術範囲を限定する、薬剤を使わない、少しずつ整えていくことを優先する場合もあります。
施術後は、ホームケアまでつなげて考えます
サロンで整えた髪も、毎日の洗い方、乾かし方、アイロンの使い方で状態が変わります。
安達直人が施術後にお伝えしている基本は、次のとおりです。
- 髪と頭皮の状態に合うシャンプーを使う
- トリートメントは根元へ重ねすぎず、中間から毛先へなじませる
- 濡れた髪を長時間放置せず、根元から乾かす
- アイロンを同じ場所へ何度も通さない
- 毛先の状態に合うミストやオイルを、少量から使う
僕がMETEOの施術後に提案するホームケアは、すべてを同じシリーズでそろえる方法だけではありません。
髪の内側を補うケアはMETEOコネクター、乾かす前の水分系ケアと毛先の保護はクロノミストとクロノオイル、というように役割で組み合わせます。
METEOコネクターは、薄めて浴室で使います
METEOコネクターは、活性ケラチンなどを含む毛髪補修剤です。
高濃度の商品なので、原液を多くつけるほどよいわけではありません。ホームケアで使う場合は、髪の状態に合わせて専用のベースウォーターなどで薄めます。
希釈の目安は10〜20倍の範囲ですが、カラーや縮毛矯正の履歴、髪の太さ、ダメージの場所によって調整します。購入時に、安達がその方に合う割合と使用量をお伝えします。
浴室で使う基本の順番は次のとおりです。
- シャンプーを十分にすすぐ
- 髪の水気を軽く切る
- 薄めたMETEOコネクターを、中間から毛先の傷みが気になる場所へなじませる
- 髪を強くこすらず、手で包むように揉み込む
- 必要に応じて普段のトリートメントを重ね、最後によくすすぐ
頭皮へ大量につけたり、目に入るような使い方は避けます。水で希釈する場合は作り置きせず、その日に使い切る量だけを作ることが大切です。
お風呂を出た後は、クロノミストとクロノオイル
タオルドライ後は、まずクロノミストを中間から毛先へ薄くなじませます。
その後、クロノオイルを手のひらへ少量広げ、毛先から中間へ重ねます。粗めのコームで全体へ均一になじませ、根元からドライヤーで乾かします。

ミストは乾かす前のベースを整える役割、オイルは毛先の指通りやまとまりを整える役割として使います。
髪が細い方や根元がつぶれやすい方は、オイルをつけすぎると重く感じることがあります。最初は少量から始め、根元ではなく中間から毛先を中心に使います。
詳しい使い分けは、クロノクロックのミスト・オイル・フォームの違いでも解説しています。
施術でMETEOを使ったからといって、全員が同じ商品をそろえる必要はありません。現在使っている商品と髪の状態を確認し、足りない役割がある場合に必要なものをご提案します。
安達直人が、METEOを使う前に確認すること
安達直人は、美容師歴20年の中で、長く担当しているお客様の髪が年齢とともに変わる場面を多く見てきました。
以前は問題のなかった施術でも、エイジングによって細さ、乾燥、うねりが加わると、同じ方法では対応しにくくなります。
METEOを使う場合も、まず次の内容を確認します。
- いつ、どの部分へカラーや縮毛矯正をしたか
- 毎日のアイロンやドライヤーの使い方
- 濡れた時と乾いた時、どちらで扱いにくいか
- 艶、うねり、広がり、手触りのうち、何を優先したいか
- 今後も続けたいカラーや髪型は何か
そのうえで、METEOカラー、トリートメント、縮毛矯正のどれが必要か、あるいは今回は使わない方がよいかを判断します。
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